深海ライブラリ📕

深海の底に眠る過去の記録に光を当てる。揺り起こす。

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■姫気分は遠く、余韻にすがりつつの今週は。尽きぬ旅情。旅せよ若者。

ファラクヌマ・パレスの旅から、早くも1週間が過ぎてしまった。

旅の余韻に浸るまもなく、流れるように平日。しかし、コンピュータのスクリーンの写真を宮殿ホテルの一葉に差し替えたりと、心は未だ、ファラクヌマ状態だ。

今年に入ってからは、スリランカといいカシミールといい、鮮度も高く、再来訪を願う旅に恵まれている。しかし、実際に、二度三度と訪れられることは、稀なことであると、最近は痛感する。

未踏の地を訪れたい思いもある。休暇の調整もある。年に一度は必ず米国へ訪れねばならぬし、日本も気になる。

このごろは、欧州に出かける頻度が低く、旅情は募る。

そんなことを思うにつけ、20代から30代の前半にかけて、公私に亘り、取り憑かれたように旅をしていて、本当によかったと思う。

若いうちの旅とは、本当にかけがえのないものであると、それは常々感じていることであり、若者よ、旅に出よ。との思いは強く。

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ナルシスト。と呼んでくれ。

最早、なんと思われてもよし。自分で写真を見ながら、

「ああ、すてき。サリーと部屋のインテリアが調和がたまらん……」

などと思うのだから。このサリーは、ムンバイの老舗サリー店、KALA NIKETANで購入したバラナシ・シルク。

ワクワク動物柄が個性的なサリーなのだ。上の写真、拡大していただくとわかるが、布の光沢、陰影が、なんともいえず、美しいのだ。

特にパルー部分(サリーの肩から背後に落ちるヒラリとした部分)の、渋みのある金糸の色合い、光沢が味わい深い。

米国在住時、LUCKY BRANDかリーバイスのジーンズと、J.CREWの無地のTシャツばかり愛用していたわたしが、こんなことになろうとは。

切に恐るべし、インド。である。

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月曜日は、夫婦して待ちに待っていた「トレッドミル」が届いた。庭の改装工事が終わり、トレッドミルを置く場所が確保できたからだ。

トレッドミルとは、ジムにある「走る装置」である。トレッドミルで走ると、どうにも「回し車で走るネズミ」を連想し、同時に三半規管が弱いわたしは、走行後に軽く目が回るので、あまり好きではなかった。

しかし、ここはインド。

マンハッタン在住時には、セントラルパークでウォーキングを、ワシントンD.C.在住時には、お向かいの国立大聖堂やご近所の散策を楽しめたが、我が家の近所にそんな公園はない。

夫は毎朝ヨガをやっているが、心身の健康を保つに有効とはいえ、ヨガでは痩せない。

わたしも以前は数日に一度、ヨガをやっていたが、このごろは、怠りがち。

朝は弁当の準備やらなんやらかんやらで、なんだか気ぜわしく「早く一日を始めたい」というせっかちな思いが精神集中を阻むのだ。

そもそも、学生時代にバスケットボールで腰を痛めて以来、ジョギングは避けていたが、早歩きが好きであった。

時速6.5~7km程度の速度で早く歩くのは、心身が活性化されるようで非常に気分がいいのだ。

しかし、このごろはその単純な早歩きさえもままならず、やっぱりトレッドミルしかないだろうか……とは思っていた。

契機は数カ月前。マンハッタンを訪れた際、パレス・ホテルに滞在した時のことだ。

眺めがワンダフルなジムだったこともあり、毎朝通っては、トレッドミルでエクササイズをしたところ、夫婦揃って、「これはいいんじゃないのか」という結論に達した。

なにしろ、「汗をかく」のが気分いい。

早歩きや斜面歩きも自由自在。雨の日も風の日も、天候に左右されず使用できる。

それにしても、パレス・ホテル。滞在時は「すてき♥」と思っていたが、今、写真を見たら、「ま、悪くないわね」くらいにしか、思えない。

恐るべし、ファラクヌマ効果。

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■インドを語る。今回は、大学生を対象に。

のちのち、我が家の庭の「工事前/工事後」をご紹介しようと思うのだが、取り敢えず、火曜日の一枚を。

朝、一番に日が差すのが、仏像の背後だというのが、ワンダフルだ。仏陀の背後に後光が射す感じがすてき。

で、左上の写真は、久しぶりに黒を着る我。インドの柄物色物満載な衣類を着慣れていると、久々のシンプルが気持ちいい。

思えば、スーツを着なくなって久しく、急にスーツを着てみたくなる。

スーツというのは「できる女。」な気分を盛り上げてくれる服である。気持ちまで、きりりと引きしまる。久々に着てみたいと思うが、このインド生活において、スーツを着る機会はほとんどなく。

クライアントを案内する際にも、むしろ「インド・デザイナーズ」をアピールしたく、インドのファッションを着用することが大半。

レクチャーの際には、日本でもインドでも、サリーを着用して、雰囲気を盛り上げる。

実に、スーツ着用のチャンスがない。

ちなみにこのバッグは我がお気に入り。コルカタの昔の写真がプリントされたもの。ニューデリーのハウズカースで、この4月に購入したものだ。

詳しくは、こちらを参照されたい。

思えば今年は、デリーへも頻繁に訪れたい、などといっておきながら、結局4月に訪れたきり。

デリーの実家の1フロアを改装して、別宅にする計画を立てていたのだが、今年はもう、バンガロール宅の庭改装工事で尽きた。

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前置きが長くなったが、今回のレクチャーの対象は、日本からバンガロールへ2週間の研修に訪れている大学生6名、及びインターン生2名。

学生たちを斡旋している会社からの依頼で受けた仕事で、先方の要望は、主に「インドの食生活」に関するレクチャーであった。

しかし、インドは食生活を語る前にも、まずはこの国の概要をレクチャーする必要がある。

レクチャーの時間は、質疑応答を含めて2時間半。

絶え間なく語り続けても、時間は足りない。まだまだ伝え足りないことばかりで、インドとは実に無辺世界だと、レクチャーを行うたびに、毎度思わされる。

わたしが初めて海外(米国西海岸)を訪れたのは、20歳のときだった。

あのときの衝撃は、言葉には尽くせぬほどに強烈だった。あの旅の延長線上に今のわたしが在る。

だからこそ、学生たちには、その吸収力抜群の脳みそで、怒濤のように語るわたしの話を、ぐんぐんと吸い込んでもらいたく思った。

わたしは、20歳の時に初めて渡米して体験した出来事を、今でも克明に覚えている。そして、心に深く刻まれている。

IMG_0354←ところでこちらは、1985年のミポリン。

「1986年のマリリン」 BY 本田美奈子.とかけてみたのだが、わかる人は少なかろうと、敢えて注釈を書く哀しさよ。

画像調整せずとも、すでにセピアがかった写真が歳月の流れを物語る。

この味わい、デジタルでは出せないというものだ。

それはそうと、このときのことは、今でも鮮明に思い出せる。

カリフォルニアの空の青さが、目に、心にしみたものである。

というわけで、彼らにとってもきっと、わたしとの出会いは、心に残るに違いない。若いころの記憶とは、本当に尊いものだから。

10年後、20年後、たとえわたしの名前は忘れても、

「そういえば、あのときインドで、やたら熱く語る人に出会ったなあ」

ということは、忘れないはずだ。だからこそ、大切に伝えたいし、大切に語りたい。そして、その対象は、できれば熱意を持っている人たちであってほしい。

レクチャーの際、同様のテーマを語る際には、すでにあらかじめ作っておいた資料に手を加えたパワーポイントを用いる。

しかし、似通った資料を用いていても、当然ながら相手によって、話す内容を変える。

今回は、大半が初めてのインドである。彼らの基礎知識や熱意、また理解力がどの程度なのか、会ってみるまではわからない。

同じ話の内容でも、その広がり、深度は、相手のニーズによっても調整せねばならない。

今回の場合は、レクチャーの最中、彼らの様子を見て、かなり理解してくれていることを実感できたので、途中からはかなり濃密に、深度も掘り下げて語ったのだった。

相手が熱意を持って聞いてくれているのがわかると、こちらも熱が入る。

そういう意味で、相手の様子を確認できる人数(10人程度)の前で話すのは、こちらにとっても非常に勉強になると実感した。

学生たちからは、その会社を通して、感想のメールが届いた。これはまた、わたしにとっても勉強になるし、非常にうれしいことであった。

レクチャーの仕事は、今後インド国内においても、本格的に増やして行こうと思っている。と以前も書いた気がするが、もっと積極的に。というわけで、また改めて告知したい。

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なんだか、前半で飛ばしすぎたので、もう、書く気力が失せてしまった。毎年訪れているDASTKARというクラフトバザールのことを書こうと思ったが、見送る。

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■ミューズ・クリエイションの活動も、わが日常になじみ。

こちらは昨日、金曜日に開催したサロン・ド・ミューズの一こま。

当初、参加の連絡が5名と少なかったので、軽いお菓子を用意しておこうと思っていたが、前夜になって急に「連絡が遅くなりました!」と10名超の連絡。

5人と15人とじゃ、えらい違いですからね。

人数が増えると、やっぱり、何か作りたいわ。という気になってしまうわたしの勝手な都合でもあるのだが。

そんなわけで、参加者の方は、せめて前日の午前中までにご連絡を! 

ともあれ、冷凍していたタルト生地で、急遽、バナナのタルトを作った。卵や牛乳、バターやフルーツは、幸い、ストックがあったので、ノープロブレム。

更に今回は、ゲストからのお土産のお菓子もあれこれと、賑やかなティータイムとなった。

サロン・ド・ミューズは、飲み食いの会ではないのだが、しかし作業の合間の、おしゃべりをしながらのティータイムは、楽しいひとときでもあるのだ。

ということに、会を重ねるごとに実感している次第。

右上の写真は、我が家に隣接しているアパートメント・ビルディング。ここには日本人の駐在員家族が多数、暮らしているようだ。

「うち、あそこなんです!」

と指差しているの図。玄関が別の道路に面しているため、ぐるっと迂回して訪れねばならず、こんなに近いと気づかない人も多い。

塀をぶち破って専用通路を作れば、徒歩1分弱なんだけどね。

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■大繁盛のジャーマン・カフェ(CAFE MAX)でランチ。

今日は、アーユルヴェーダでマッサージのあとに、先日ご紹介したCAFE MAXへ。夫もぜひ「かたつむりシェイプのソーセージを」ということで、張り切って訪れた次第。

ところが、たいへんな繁昌ぶりで、満席。カウンターでしばし待ち、テーブル席を得た。

今日はソーセージとお勧めのビーフ、そしてパスタを注文。

ビーフは思ったほどの味ではなかったが、やはりかたつむりなソーセージは美味だった。家庭的なペペロンチーノもおいしかった。

この次は、他のお勧め料理、ミートローフやサーモンにトライしてみたい。一人でも訪れやすいこの店。この込み具合を見るに、平日が狙い目だ。

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