深海ライブラリ📕

深海の底に眠る過去の記録に光を当てる。揺り起こす。

IMG_0367

IMG_0367

年を重ねるほどに、偶然の頻度は高まってきた。以前は、「このごろは、勘が冴えているな」と考えることもあった。しかし、最近は、これもひとつの「年の功」だと感じる。

それは、「偶然」という、あたかも外部から与えられた機会ではなく、経験の蓄積による直感や嗅覚、衝動などの潜在意識が誘引するものでもあるのだ、ということを。

ふと、ひらめいて、書棚から引っ張り出し、カバンに詰め込んで持ってきた11年前に出版された雑誌。

開くなり、梅棹忠夫が語るインド。

「インドが東洋なら、日本は東洋ではない。
日本が東洋なら、インドはもう、ぜんぜん東洋と違う。」

インドと日本との、果てしない距離を思わせる一文。

感銘を受けたことすら、忘れていた。

「分類するな。配列せよ。機械的に配列や。大事なのは検索。」

の、言葉に、はっとする。早速、分類をせずに今月のTo do Listを作ってみた。これが意外によくて、驚く。

パラパラとページをめくりながら、最後の記事に目が釘付けに。

ジョージ・ナカシマ。1905年に米国ワシントン州に生まれた日系米国人の建築家。わたしが彼のことを知ったのは、新居の書斎やコーヒーテーブルを作ってくれたアニルを通してだった。コーヒーテーブルの脚の部分をどういうデザインにするか……を相談していたときに、このジョージ・ナカシマのデザイン風にしようと提案してくれたのだ。それを機に、ジョージ・ナカシマの作品が気になり、書籍を購入したのだった。

彼の人生の転機もまた、インドだった。ポンディシェリでSri Aurobindoと出会い、弟子として修行したのだという。

つくづく、どこまでも、インドが滲む。

IMG_0351

IMG_0351

IMG_0351

IMG_0351

IMG_0351

IMG_0351

Posted in

コメントを残す